4月に入ってやっと暖かくなってきたなと思っていたのですが、
中旬頃からは上がっても10℃前後のことが多く、
明け方は氷点下になることもあって、
少し季節の進みが足踏みしているような雰囲気です。
ただ夏鳥は順調に渡来してきており、
4/10にモズ、アオジ、
4/11にノビタキ、
4/14にオオジシギ、ヤマシギ、トラツグミ、
4/20にビンズイ、アカハラ、メジロ
を今シーズン初確認しています。
野外観察カメラの対岸の山にあるオジロワシの巣では、
4/15ごろから親鳥の巣への出入りが頻繁になり、
時折魚などの餌を持ち帰ってくる様子が観察されていました。
今週に入ってからは親が雛に餌を与える際に、
雛の白い頭が動くのをよく観察できるようになっています。
野外観察カメラはオジロワシの巣から距離が離れた場所に設置された、
遠隔操作できる無人のカメラであり、オジロワシの繁殖の妨害をせずに
観察できるようになっています。
雛はどうやら2羽いるようで、今のところ順調に育っています。
昨年は海鳥を中心に高病原性鳥インフルエンザが発生していましたが、
オジロワシが巣にカモメ類を持ち込んで、
雛に与えている様子が調査で確認されていました。
餌となったカモメ類から鳥インフルエンザに感染したためか、
観察館周辺のオジロワシの巣では一度孵化を確認した雛が、
その後の調査で巣からいなくなっている例が見られました。
今シーズンは厚岸町内では高病原性鳥インフルエンザに感染した野鳥は
4/25の時点では確認されておらず、
道東地域全体でも、昨年のように海鳥が大量死しているというような
情報は出ていないため、
ひとまずオジロワシの雛が鳥インフルエンザによって
全滅するような事態になる可能性は低いと考えています。
今後ほかのオジロワシの巣を含め、ドローンを利用して
繁殖状況の詳細な調査を行う予定です。
0 件のコメント:
コメントを投稿