2025年3月22日土曜日

タンチョウのなわばり争い/オオホシハジロ

20225/3/22 晴れ 最低気温:2.3℃ 最高気温:10.0℃


3月に入って初めて最低気温がプラスの気温になりました。

最高気温も上がりましたが、朝から風がとても強く、

体感的には肌寒い日となりました。


先週からオオハクチョウの数がどんどん減っていき、

厚岸湖内や湿原内で少数が見られる程度となりました。


一方でオオワシは幼鳥を中心にまだまだ見られています。

電柱に止まっていた成鳥



湿原内ではタンチョウが繁殖の準備を着々と進めており、

観察館上流のペアはなわばりに侵入した個体を

追い出そうとする行動が見られました。


観察館上流では先週から3羽のタンチョウが見られていましたが、

今日22日はペアの2羽が1羽を追いかけて、

激しいもみ合いになる場面もありました。


追いかけられていたタンチョウは成鳥でしたが

つがい相手がいないのか、一方的に追いかけられていました。



湿原内の水路では少し珍しいオオホシハジロが観察できました。


オオホシハジロは普通北アメリカで越冬するカモですが、

毎年全国的に少数が見られているようです。

町内でも過去に厚岸湖内や厚岸湾内で記録があります。


オスはホシハジロに比べて背中の色がより白っぽいこと、

くちばしが真っ黒で、顔の前部分が黒みがかっていることが確認できました。


今日は1時間半ほど羽づくろいや、採餌、休憩する様子が

じっくり観察できました。

最後は狩りに来たオジロワシに驚いて、

どこかに飛んでいってしまいました。


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