2025/03/16

タンチョウが帰ってきました(オオワシもまだいます)

2025/3/16 曇り 最低気温:-6.4℃ 最高気温:3.3℃


今日は朝を除きどんよりとした天気で、

肌寒く感じる一日でした。


今週は日中の気温が上がったおかげで雪解けがだいぶ進み、

観察館周りの芝生も見えるようになってきました。


1月末に一度湿原内でタンチョウが見られましたが、

さすがにまだ繁殖には早いと判断したのか定着はせず、

湿原内ではタンチョウはしばらく見られていませんでした。


その後、今週3/11に観察館の少し上流でつがいがいるのが確認され、

今日まで連日見られているので、今度はどうやら定着したようです。

結局湿原に定着した時期は去年と殆ど変わりませんでした。


今日は観察館正面でなぜか3羽で行動していました。

展望室からもじっくり観察できました。


その他、3/11に厳冬期には見られていなかったコガモを

確認し、その後連日観察できています。

また今日3/16にはマガモやオナガガモの群れの中に

アメリカヒドリが観察できました。


オオハクチョウは数が減ってきており、

別寒辺牛川沿いに北の方向に飛び立つ群れが

時折観察されています。



先週そろそろ産卵に入りそうと紹介したオジロワシですが、

1羽がずっと巣で座っているのでどうやらもう抱卵しているようです。


主に卵を抱くのはメスの仕事ですが、

時々オスと交代することがあります。



冬鳥のオオワシもまだまだ見られています。

今週は厳冬期に死んでしまったシカが川を漂流していたのか、

岸に流れ着いたシカの死体を見る機会が多く、

数カ所でワシたちが集まって死体をつついていました。


集まっているワシの大半はオオワシの幼鳥で、

今日河口では多いときでオオワシ36羽が

大きなオスジカの死体の周りに集まっていました。


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