2024/4/7 曇り時々雨 最低気温:4.9℃ 最高気温:11.5℃
昨日は風が少し強かったですが、
日差しがあり暖かな陽気を感じました。
うってかわって今日は朝から雲が広がる天気で、
午後には一時雨もふり、肌寒い日になりました。
別寒辺牛川河口から観察館の前にかけて、
まだウミアイサやオナガガモ、ホオジロガモなどの冬のカモも見られていますが、
だんだん湿原で繁殖を行うマガモの数が多くなってきました。
冬には見られなかったカルガモも今日今シーズン初めて確認しました。
今週の水曜日4/3には観察館周辺でカヌーを漕いでいたのですが、
湿原内でオオジュリンを初確認することができ、
今日の朝には湿原内でさえずる声が聞こえました。
またハクセキレイのさえずりや、モズがなわばりを主張する声も聞こえており、
季節が進んでいるのを実感しています。
先日、エゾアカガエルの鳴き声が聞こえたとXの方に投稿したのですが…
湿原でエゾアカガエルが鳴いていました。
— 厚岸水鳥観察館 (@AWOC_since1995) April 5, 2024
昼頃には観察館の周りでも鳴いていたそうです。
卵はまだ見ていないのですが、産卵もそろそろかもしれません。 pic.twitter.com/cFWnvtO2Y1
山際の雪解け水が溜まった水たまりを中心に観察していたので、
全く気づいていなかったのですが、
この投稿をした次の日に、日光が当たる流れがほとんどない水路で
エゾアカガエルの卵を発見しました。
エゾアカガエルの卵塊 |
観察館周辺の山際の水たまりはあまり日当たりが良くなく、
手を入れてみると水温はかなり低く感じるのですが、
この水路の水はそれに比べて温かい気がしました。
気温や水温が産卵開始に影響があるのでしょうか。
卵塊があった水路ではエゾアカガエルの成体も多く見られました。
卵塊の近くにいるエゾアカガエルの成体 |
エゾ ”アカ” ガエルの名の通り赤茶色がきれいな個体 |
包接しているペアもいました 上の黒っぽい個体がオス、下がメス |
植物のほうも季節が進んで、見られる種類が多くなってきました。
フクジュソウ(キタミフクジュソウ)は
しおれてきてしまっているのも見られますが、
まだ咲いているものもあります。
フキノトウは開き切り、花が見えるものが多いです。
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今日はほかにも、バイケイソウやギョウジャニンニクが芽吹いたものや、
エゾエンゴサクが咲いているのを確認できました。
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