昨日は風が穏やかで気温も10℃を超え、完全に春の陽気でした。
今日は午後から風が少し強くなり、雪もちらつきました。
先日ミコアイサの求愛行動を紹介しましたが、
今日はホオジロガモの求愛行動が見られました。
ミコアイサの求愛は頭を後ろにスライドさせるような動きですが、
ホオジロガモは胸を張って、頭を背中につけるようにのけぞらせるような感じです。
求愛行動も種類によって違いがあるので観察していて面白いですね。
湿原の中の水路は段々と氷が溶けてきています。
今日はそこまで最低気温が下がらなかったせいか、
薄く氷が張ることもありませんでした。
そんな湿原内で、周りを氷に閉ざされた水路の中に
ミコアイサが集まっているところを観察できました。
最近は氷のなくなった別寒辺牛川本流で見られることが多く、
流れに乗って動き回るのでカメラからはじっくり観察できていませんでしたが、
氷があるおかげでこの水面から動くことがなく、長時間観察できました。
しきりに潜水して餌を探しているようでした。
一昨日カルガモを今年に入って初確認しましたが、
今日はヨシガモを初確認しました。
町内ではカルガモは主に春〜秋を通して見られ、
ヨシガモは春〜初夏と秋に見られるカモで、
どちらも厳冬期には湿原内では見られていませんでした。
春に向けて渡ってきたものが確認されたのか?
実は冬場もいたけど数が少ない or 近くで見られないので見過ごされていたのか?
ともかくこれから湿原内の水路でも水鳥が見やすくなりそうなので、
カモ類にも注目して観察していきたいと思います。
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