2024年11月1日金曜日

ハクチョウ情報+α

2024/11/1 曇り 最低気温:2.7℃ 最高気温:14.7℃


10月末に最低気温が氷点下になる日が出てきたりと、

確実に冬に入ったと言えるような季節になってきました。

観察館でも数日前から暖房を入れ始めました。


10/10に初飛来したオオハクチョウですが、

順調に数を増やしており、10/19には396羽、

今日は625羽をカウントしました。

ただしこれは野外観察カメラから見える範囲でのカウントなので、

実際の数はこれより多いことになりそうです。

そろそろドローンを使って湖全体を調査しなければなりません。


別寒辺牛川河口のオオハクチョウは

干潮時は河口付近で餌を取ったり、休息したりしています。

満潮時になると、水深は浅めですが湿原内も水浸しになるため、

餌を取りに湿原の中に入ってくるようになります。


厚岸湖南岸では人が入れないイクラウシ川河口に

多くのハクチョウが集まっているのがよく観察できます。

またアッケシソウの試験栽培地があるチカラコタン付近では

休息や水飲みにやってくるオオハクチョウを近くで見ることができます。

チカラコタン付近で休息するオオハクチョウ


湖に注ぐ沢の真水を飲みにやってくる





チカラコタンのアッケシソウ試験栽培地までは

車で行くことができますが、道路と湖までの距離が近いので、

ハクチョウを観察する際は車の中からの方が良いでしょう。

また道が狭いので対向車とはすれ違いができません。

車で行く場合は対向車に注意し、譲り合って通行してください。




今朝開館中の札を出そうと外に出たところ、

カケスやハシボソガラスが騒がしかったので、

なにかと思って双眼鏡であたりを探してみると、

観察館の駐車場裏の斜面の木にクマタカがとまっていました。


カラスたちにとても警戒されていましたが、

カラスたちがいなくなると羽づくろいを始め、

20分ほどでいなくなってしまいました。


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