2024/06/19

タンチョウの繁殖状況+α

 2024/6/19 晴れ 最低気温:18.4℃ 最高気温:25.0℃


先週から最高気温が25℃くらいになる日が出てきています。

ただ風も吹いていることも多いので、

普通に過ごす分には半袖で快適なくらいの体感です。


湿原で繁殖しているタンチョウですが、

カメラが復活してから観察がしやすくなり、

繁殖の状況が少しわかるようになってきました。


おそらく観察館から見えるつがいは4つがいで、

観察館上流、正面対岸の湿原、少し下流、河口に

それぞれ1つがいずつと思われます。


上流のつがいは少なくとも雛が1羽

(ドローン調査では雛が小さいときに2羽確認していました)、

少し下流と河口でよく見られるつがいは雛を連れていません。


正面対岸の湿原のつがいは日曜日に巣に

小さな雛がいるのを確認したのですが、

それ以降湿原内で確認できていません。

観察館の正面対岸にいるつがいの様子


河口にいるつがい
雛は連れていませんでしたが、ペアでダンスをしていました。


先週からカメラでチュウヒがよく見られるようになっています。

湿原で餌を探すチュウヒ

チュウヒは個体の翼の模様から考えると3羽いるようで、

この動画の個体と先日動画に上げた個体は別個体だと考えています。

この他にも翼の上面に灰色がかった羽をもつ個体が観察できていたのですが、

最近は見られていないです。


先週もいたカモ類も引き続きまだ見られており、

冬鳥であるキンクロハジロ、ホオジロガモ、ヨシガモ、

オナガガモ、ハシビロガモはこのまま夏を越すのでしょうか?



シマアジも4羽ほど観察できています。

ヨシガモ、シマアジ、キンクロハジロは道東地域でも繁殖例があるようで、

もしかしたらどこかで繁殖しているのかどうか…?

とにかくもう少し観察を続けたいと思っています。


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