2024/4/25 雨 最低気温:9.5℃ 最高気温:11.4℃
今日は一日中雨で、午後からは風が少し強くなりました。
先々週、先週と夏鳥飛来の話題をしていましたが、
まだ冬鳥のカモも観察館から見ることができます。
ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、ホオジロガモ、
ミコアイサ、ウミアイサはよく見られ、
例年だと5月初旬までは厚岸にいるようです。
繁殖中のオジロワシですが、
昨日観察館2階から一番見やすい巣(距離は結構ありますが…)
の雛が顔をのぞかせる様子などが観察できています。
まだ白い綿羽に包まれていました。
木の葉が出る季節までは巣の様子や、
親が餌を運ぶ姿が(運が良ければ)見られるかもしれません。
前述の通り観察館から巣までは十分に距離が離れていますので、
望遠鏡等でじっくり観察できます。
いま観察館周辺ではハクセキレイ、ノビタキ、オオジュリンなどの声が
よく聞こえますが、ウグイスもよくさえずっている鳥の一つです。
まだ目立つところに出てきてさえずることはせず、
「ぐぜり」と呼ばれる不完全な(下手くそな)さえずりを聞くことが多いです。
しかし、写真の個体はきれいな「ホーホケキョ」という声を聞かせてくれました。
やぶの中でさえずるウグイス |
2羽で一緒に行動していたのでつがいだと思うのですが、
巣作りの最中だったのか1羽が毛のようなものをくわえていました。
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また別の場所に調査に行った際には、沢沿いの湿地周辺で
ミズバショウとエゾネコノメソウが咲いていました。
どちらとも湿地でよく見られる植物です。
ミズバショウ |
エゾネコノメソウ 花びらがない花ですが、周りの萼や葉の黄色が鮮やかです |
ミズバショウはこれからが見ごろになっていきますが、
観察館周辺では見づらく、観察館から根室方面に向かう
国道沿いでよく見られます。
また、昨日観察館から根室方面へ6kmほど走ったところにある
糸魚沢林道沿いの湿地でも数株咲いているのが確認できています。
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