2024/03/28

フクジュソウが見ごろです

 2024/3/28 晴れ 最低気温:-5.7℃ 最高気温:7.2℃


朝晩はまだまだ冷えますが、日中は暖かくなる日が増えてきました。

町中の雪はほとんど溶けましたが、

山は日の当たらない谷沿いはまだ雪が残っているようです。


観察館の脇を流れる大別川は先週末まで凍っていましたが、

数日前に氷が溶け、川面に流氷のように氷が浮いています。


別寒辺牛川の中に入ってくるカモ類も多く、

まだミコアイサやウミアイサ、ホオジロガモがよく見られています。

河口のオオハクチョウは数は減りましたが、こちらもまだ見られます。


ワシ類はほとんど見られなくなりましたが、

オジロワシは観察館周辺でも繁殖するため、

別寒辺牛川の湿原内に降りていたり、上空を飛ぶ姿が見られます。


北海道に繁殖にやって来る鳥たちも早いものはやってきているようで、

3月の中旬頃からくちばしがピンク色の婚姻色になったアオサギが見られ始め、

また今日は調査中に山の沢沿いでミソサザイのさえずりも聞こえました。


植物でも春を感じられるようになってきており、

観察館周辺の山の斜面ではいまフクジュソウが咲き始めています。


道東に咲くフクジュソウは通常のフクジュソウとキタミフクジュソウの

2種類があるそうです。

キタミフクジュソウは花が1つの茎に1つしかつかないことや、

葉の裏に毛が多いことでフクジュソウと見分けられるとのことです。

今度観察するときは気にして見たいと思います。


フキノトウとフクジュソウ
フクジュソウは蕾のものもありました。




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