2023/12/05

最近の水鳥観察館周辺の野鳥(2023/12/5)

こんにちは。


最近は夜間に氷点下になることが多くなり、川の上に氷が張り始めています。

観察館から見える別寒辺牛川河口の湿原の中の水路も氷が張っているためか、

そこに隠れて見えなかったと思われるカモたちが出てくるようになって、

カモの数が非常に増えました。


逆にオオハクチョウたちは湿原内で餌が取れなくなり、

厚岸湖のまだ凍っていない部分に集まるようになって、少し観察館から離れたところで

見られるようになっています。


カモ類はオナガガモやマガモの数が多く、

ヒドリガモ、コガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、

ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ

などのカモが見られています。


そんな中、少し珍しいカモも見られました。

真ん中に写ってる個体がアメリカヒドリです。
途中からヒドリガモが隣に来ます。


アメリカヒドリというカモなのですが、よく似たヒドリガモと違って顔の一部が緑色です。

ヒドリガモと雑種を作ることがあるのですが、

肩羽の色や、嘴の基部が黒色っぽく見えることから純粋なアメリカヒドリだと思われます。

(ちょっと遠いのでわかりにくいんですが…) ※遠いワケはこの記事を参照


また、時々オジロワシが群れているカモを狙って、群れを追い回す光景が見られています。

いままで成功した姿は見たことがなく、カモの群れを蹴散らして終わっています。


オジロワシだけでなく、ハイイロチュウヒも見られました。

湿原の中を飛び回っているので、こちらもカモの群れをびっくりさせていますが、

どうやらヨシの中にいる小鳥を狙っているようです。


厚岸湖の南の湖岸線ではオジロワシに加えてオオワシもチラホラ見られていますが、

観察館から見られるようになるのはもう少し数が増えてからになりそうです。


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