2023/12/16

観察館からオオワシが見られました(水鳥観察館情報 2023年12月16日)

こんにちは。

今日は朝から雪が降っており、日中みぞれに変わる時間帯もありましたが、

一日中降り続いていました。

お昼ごろになると霧が濃くなってきて視界がとても悪くなっていました。


14時ころの別寒辺牛川河口の様子 もっと霧が濃い時間帯もありました


湿原の中は大部分が凍っており、最近はカモ類が毎日のように

凍ったところと凍っていないところの境界で大きな群れを作るようになっています。


別寒辺牛川本流は流れがあるためまだ凍っておらず、

オオハクチョウが時折本流に入ってきて採餌を行っています。


今日は親子で採餌に来る姿が見られました。

真っ白なのが成鳥(親)で、灰色なのが今年生まれの幼鳥(子供)です。


また今日は観察館の駐車場から見える裏山の木にワシ類が止まっていました。

午前中はオジロワシ1羽だけが止まっており、1時間ほどでいなくなっていたのですが、

午後再度確認するとつがいと思われるオジロワシ2羽と、

オジロワシの亜成鳥が1羽止まっているのを観察できました。

上がオオワシ、下がオジロワシ


2階の展望室から見ているとじっくり観察することができましたが、

外に出て写真を撮ろうとするとだいぶ警戒されてしまいました。

裏山に止まっているときはあまり近づきすぎず、

観察館の中から観察するか、駐車場の車の中から観察するのがいいかもしれません。


明日はワシ類の生息数調査を予定しています。

だいぶ風が強い予報ですが、無事ワシ類を観察できたらいいなと思います。



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