子野日公園のカラ類

 2024/1/17　曇り一時雪　最低気温：-0.5℃　最高気温：-8.7℃

今日は北風と雪が強くなるとの予報でしたが、

雪はちらつく程度で全く積もらず、

風も予報よりは強くなりませんでした。

今年の厚岸は雪がとても少ないです。

雪が少ないと言われていた昨シーズンでも

観察館の屋根から落ちた雪が窓を

埋めるほどは積もっていたのですが、

今年はまだまだ窓には達していません。

昨日16日に町内の子野日公園の様子を見に行きました。

園内はブーツや長靴でなくても歩ける程度の積雪で、

日がよく当たる斜面では全く積もっていないような

状況でした。

園内では雪が積もっていない地面で餌を探す

カラ類の姿がよく見られました。

ハシブトガラ

地面で餌を探していました

シジュウカラやハシブトガラは落ち葉をひっくり返したりして

餌を探していました。

ゴジュウカラやカラの群れに混ざったコゲラは

木の枝や幹で餌を探し、

ヒガラはあまり目立つところには出てこず、

針葉樹の中をうろちょろしていました。

ヒガラ

カラマツが植栽されている場所では

10羽ほどのエナガの群れが見られました。

エナガ（シマエナガ）

この他にもヤマブドウの実を食べに来たツグミの群れや

シメなどを見ることができました。

また園内を歩いていると、とあるものを見つけました。

木の根元に楕円形の小さな動物の糞が大量に落ちていました。

おそらくエゾモモンガの糞だと思われます。

糞が大量に積み重なっているのと、

新しそうな糞もあったのでこの木に開いた洞で

生活しているのでしょう。

姿を見ることはできませんでしたが、

住宅地も近い子野日公園という身近な場所にも

意外とモモンガがいるようです。