渡りの鳥たちもやってきました

 2024/8/21　晴れ　最低気温：11.5℃　最高気温：25.2℃

すでに厚岸は秋の気配が漂ってきており、

朝晩は冷えるようになってきました。

霧が出ずに太陽が出てくると昼間は気温が上がることもあり、

服装の調節が難しいです。

鳥たちも渡りが始まっているようで、

別寒辺牛川では繁殖しているマガモやカルガモに混じって、

コガモの数も増えてきています。

シギ類も数は少ないですが観察できており、

別寒辺牛川の水路の中ではタカブシギが、

河口に干潟が出るとキアシシギやソリハシシギが観察できています。

ただ河口にいるシギ類はカメラの映像でも小さくしか映らないほど遠いです。

河口に干潟が出るとウミネコもよく見られますが、

先週は頭がまだ黒いユリカモメも見られました。

それらに混じってキアシシギ？（遠くてわからず）も見られました。

カメラ小屋対岸の斜面にあるオジロワシの巣では、

1週間前に雛が巣立ったと思っていたのですが…

いつ巣立つのか心配していたカメラ小屋対岸のオジロワシの雛がやっと巣立ちを迎えたようです。
巣に戻る気配もなく、別寒辺牛川河口を飛翔していました。

【野外観察カメラ映像より】オジロワシ巣立ちました　2024/8/12 https://t.co/bsJ28GZHNk @YouTubeより

— 厚岸水鳥観察館 (@AWOC_since1995) August 12, 2024

完全に巣の外で活動しているのは1羽だけで、

もう1羽の方は時折に巣に戻って餌を食べる様子が観察されています。

また昨日は閉館間際の夕暮れ時に、

湿原の中でタンチョウの親子が見られました。