水鳥観察館情報（2024/2/17）

 2024/2/17　晴れのち曇り　最低気温：-10.5℃　最高気温：1.2℃

一昨日は夜から雪が降り始め、昨日の朝までに15cmほどつもりました。

また昨日の日中も少し雪が舞いましたが、昨日・今日と日中は気温が高かったため、

道路上に積もった雪はほとんど溶けてしまいました。

昨日は、開館から3時間ほど観察館の駐車場裏の山の木に

オジロワシがつがいで止まっており、じっくり観察することができました。

また、16時ころには別寒辺牛川の湿原内で

ハイイロチュウヒが飛んでいる姿も見られました。

観察館2階の展望室から観察していたのですが、

ライブカメラで撮影しようと1階に降り、カメラで探し始めると見失ってしまいました…

ハイイロチュウヒは1月中も2回ほど湿原内を飛んでいる姿を観察しており、

頻度は高くないものの、今冬は観察館周辺で見られています。

今日は別寒辺牛川河口ではなく、市街地の方でオオハクチョウが多く見られました。

朝にアサリ漁を行っている船があり、

その周りにハクチョウが集まっているのが見られました。

アサリ漁は大きな熊手のような漁具を使って行うようですが、

アサリを掘る際に一緒にアマモがからみついてきてしまうので、

そのアマモのおこぼれを目当てにハクチョウが集まるのではないかと思います。

実際に漁の様子を近くで見てみたいです。

夕方頃には、大きく潮が引いて干潟が見えるようになっており、

その周辺でハクチョウやカモ類、カモメ類がたくさん見られました。

干潮になるとハクチョウが逆立ちをするような状態で

頭を水中に突っ込み、水中に生えたアマモを採食する様子が見られます。