2024/01/21

ワシ類の生息数調査をしました

 2024/1/21 晴のち曇 最低気温:-15.2℃ 最高気温:-3.0℃


こんにちは。

年始から時間があいて久しぶりの投稿になってしまいました。

厚岸は年始から雪がほとんど降っておらず、あまり雪が積もっていません。

別寒辺牛川本流から厚岸湖の方まで氷が張っていますが、

本流や河口の一部が凍っていないこともあります。


今日は河口も本流の真ん中の方も凍っていましたが、

どうやら例年に比べてまだ薄いようです。

午後になると薄い氷は溶けてしまうようで、

オオハクチョウ、カワアイサ、ミコアイサ、ホオジロガモが

休息や採餌を行っているのが観察できます。


今日はワシ類の生息数の調査があり、

厚岸湖上と湖岸にいるワシをカウントしてきました。

厚岸湖の南側にあるお供山では双眼鏡とスコープを使って定点でのカウントも行いました。

お供山に登るための階段
かなりの急斜面です

頂上にある展望台


展望台からの景色
厚岸湖を一望できます

定点からと車で移動中の確認を含めて、

オオワシ 18羽

オジロワシ 5羽

不明 4羽(遠すぎてどちらか判別できず)

のワシをカウントできました。


漁で出る雑魚を狙ってワシが集まっているときはもっと多くの数がいるそうですが、

今日は漁があまり行われていないためか、1月にしては確認数が少なくなってしまいました。


展望台からのカウント中にはオジロワシやオオワシが近くを飛ぶこともあり、

時折飛翔する姿を見下ろして観察できるような場面もありました。

カウント中に現れたオオワシ
もっと近くを飛んでくれた瞬間もあったのですが
カウント中でカメラにすぐ手が伸びませんでした…


またワシ以外にも階段を登る途中や頂上の草地では、

ウソ、ベニマシコ、シメ、カラ類といった小鳥が見られました。






ウソは20羽ほどの群れで行動しており、枯れ草の種子を食べているようでした。


お供山は斜面の木にワシが止まっていたり、今日のようにワシが近くを飛ぶことがあるので、

ワシの観察スポットとしてはもってこいのところです。

また小鳥も多く見られているので、少し(かなり?)登るのが大変ですが、

町内でバードウォッチングする際は訪れてみるのもいいかもしれません。

頂上付近は立入禁止の場所もあるのでルールを守って楽しんでみてください。


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