2025年7月6日日曜日

謎の鳥出現?

2025/7/6 曇りのち晴れ 最低気温:20.9℃ 最高気温:28.2℃


6月下旬から30℃近くまで気温が上がる日が続いています。


いまだに巣に座っているタンチョウも

暑さのせいか口をずっと開けて体温を下げようとする

行動が見られています。


湿原内の水路ではカモたちが群れで休息する姿が

よく見られています。


数としては湿原で繁殖するマガモが一番多いですが、

夏鳥のカルガモのほか、6月下旬でもヨシガモやヒドリガモ、

シマアジ、コガモ、オナガガモが見られました。


今日現在もコガモやオナガガモは見られていませんが、

その他のカモはまだ見られています。



昨日湿原内の水路にいるカモを見ていると、

枯れ枝の上に何か止まっているのを見つけました。

※最高画質で見ていただいたほうがわかりやすいかもしれません

後ろの水面にいたマガモやカルガモ、シマアジよりは

はるかに小さく、ムクドリくらいの大きさに見えました。


その他、

・頭や胸、お腹、背中まで全身黒色

・喉や胸には緑〜青、赤紫色に反射する構造色

翼の裏側は上面より淡い色(灰色〜白色?)

・飛び方は「数度羽ばたいて、一瞬羽ばたきをやめる」

 を繰り返す

といった特徴が見られました。


第一印象はホシムクドリの夏羽といった印象でしたが、

画質の問題か白い斑点が見られず、決定打に欠ける感じでした。


他にも日本で記録がある全身真っ黒な鳥を考えてみましたが、

オウチュウカンムリオウチュウ

 尾羽は長く、外側に反っている、体長は30cm程度と大きい


コクマルガラス(暗色型)、ニシコクマルガラス

 体長は30cm程度と大きい


ミドリカラスモドキ

 成鳥は虹彩が赤い(スコープで見ても目は赤くはなかった)


ハッカチョウ

 くちばしの根本に飾り羽、飛んだときに翼に白い斑がでる


クロウタドリ

 構造色はなく一様に黒く見える


というようにどれも一致するような特徴が見られず、

また画像の解像度の限界もあり、同定にはいたりませんでした。


30分ほど湿原内の枯れ枝に止まって、羽づくろいなどをしていましたが、

その後どこかに飛んでいってしまいました。


その日の夕方以降はこのような鳥は観察できず、今日も見られていません。

なにか「これじゃないか」というご意見あればお待ちしています。


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